和田 勇士 / Skip Docker

GK/2年/林
船マニア。毎日港にいっては世界の船をながめている。
A ship fanatic who watches them go by every day from the docks.

石狩中に通っていたが、雷門中がサッカーで天下を取ったのを機に転校。憧れの雷門サッカー部に入部したものの、実力は3軍止まり。同じ3軍のチームメイトはサボるばかりで、思うように練習ができない日々に苦しんでいた。自分の理想とする環境を求めて新たにチームを立ち上げることを決意し、今は仲間集めに奔走している。趣味は船の観察。毎日港に足を運んでは、外国船を眺め、静かな時間を過ごしている。冷静に状況を見極める由良のことを深く信頼している。

💡由良メモ
反応速度が異常に速い。初動で迷いがなく、至近距離のセーブ率が高い。 ただし、個々のプレイヤーに意識を向けすぎる傾向あり。 一人が調子を崩すと、試合全体の流れよりも“その一人”に気を取られる。 守備範囲は広く、精神的フォーカスは偏るが、その集中力は努力の積み重ねによるもの。 天性のセンスよりも、反復訓練で磨いた「職人型の反射」ともいえる。 戦術面では、彼の声かけが試合のテンポを左右している。 チームの“神経”を司るポジション。


由良 風護 / Gram Vineela

MF/2年/林
蓄音機の音に感動してからというものアナログレコードを自作しているという。
He loves old gramophones and even records new discs for them.

木戸川清修中の生徒。サッカーは小学生の授業で触れた程度で、中学では部活に所属していない。放課後は港のジャズ喫茶に立ち寄り、そこで勉強するのが日課となっている。そんな日々の中、毎日船着場に佇む和田の存在が気になり、声をかけたその日から、少しずつ心を通わせるようになった。もともと一人で過ごすのが好きだったが、誰にでも分け隔てなく接する和田に心を開き、今では深い信頼を寄せている。冷静沈着で頭がよく、感情よりも理屈や計算で動くタイプ。

💡由良メモ
全体の秩序を保つ役。 ボールの流れ、味方の位置、呼吸を常に意識すること。戦術の調律が自分の仕事。 個々の衝突よりも“全体のノイズ”を制御する方が重要。


封地 縛/ Grim Jinxweaver

MF→DF/3年/林
呪いの力によって相手の動きを止められると主張している。
He claims that he can stop his opponents in their tracks with a magical hex.

尾刈斗中の生徒。霊的存在や呪術を研究するサークル「シャーマンズ」の一員で、金縛りを得意とする。シャーマンズ内ではトラブルメーカーとして知られ、独断で危険な降霊術や魔術を実験するため、仲間からは常に目をつけられている。儀式の精度を確かめるために自らの体を使うなど、自己犠牲的な面が強い。森で出会った穴沢に“霊的なエネルギー”を感じ、彼の存在を研究対象として注視しはじめる。

💡由良メモ
読みが鋭く、位置取りが正確。 呪術を応用してボールを奪うが、動作の“間”が生まれるため反応が一瞬遅れる。 それでも、最終的なカット率は高い。 相手の動きを「読む」というより「制御する」感覚でプレーしている。 問題は、脅威的な相手と対面したとき。制御不能と判断すると即座に撤退する。 データ的思考の強さが長所でもあり、柔軟性を欠く要因でもある。


穴沢 希多留 / Steven Nevets

DF/2年/火
どういうわけか、平らな地面に穴を掘ることに夢中になっている。
For some reason, he’s obsessed with digging holes on flat ground.

御影専農中の生徒。地面を見ると掘らずにはいられない性分で、「穴を掘ること」を通じて“自分の痕跡を地球に刻む”という独自のロマンを追い求めている。鉄塔の裏山で封地と出会い、その異様な雰囲気に戸惑いながらも、彼なら自分を理解してくれるかもしれないと感じるようになる。遺跡で生き埋めになった過去があり、“妖精”のような存在に救われた経験から、今もその存在を信じ続けている。

💡由良メモ
守備時に地形のような空間把握を行う。足下のボールではなく「フィールドの層」を読んでいる。持久力が高く、試合終盤でも瞬発力が落ちにくい。封地との連携で「二重の守り」を構築できるが、両者のテンポがズレると一気に崩壊する。プレーが即興的で再現性に乏しいため、連携よりも「感覚の共有」が重要。封地が論理なら、穴沢は本能。相互理解に時間がかかるが、噛み合った瞬間の守備は異常に強い。


乱闘 争 / Colin Mando

MF/2年/風
正面からは弱いが乱戦になると実力を発揮する。
He looks weak at first, but when it kicks off, he gets stuck in.

美濃道三中の生徒。消極的な自分を変えたい一心で、厳格と知られる美濃道三中に進学するが、現実は理想と異なり、周囲の高圧的な空気に押し潰されそうになっている。幼少期は父子家庭で、虐待を受けていた過去を持つ。その後、児童養護施設に預けられ、現在は支援を受けながら暮らしている。プレッシャーに弱く、パニック障害を抱えており、緊張が極限に達すると突発的な発作を起こすこともある。

💡由良メモ
筋力が突出しており、衝突時の接触エネルギーが高い。 タックル時のインパクトが強く、対人戦では圧倒的な存在感。 リズム感が欠落しており、味方とのテンポが合わないが、それが相手にとって予測不能な動きになる。 緊張状態では発作的なラフプレーを起こすリスクあり。 ポジショニングを固定せず、可変的に動かした方が機能する。 呼吸リズムの安定と視野の拡張が課題。


海神 永基 / Levi Atherton

DF→MF/3年/風
彼が海に行くと 波が静まるという不思議な力を持っている。
He has an uncanny ability to calm the waves with his mere presence.

天河原中の生徒。穏やかで懐の深い性格を持ち、どんな状況でも感情を荒立てない“海のような器”を持つ男。不思議な力の持ち主で、彼がその場にいるだけで荒れた海が静まるという。しかし本人はその力を「海を鎮めるのではなく、殺している」と捉えており、理由もなく海に近づくことを極度に恐れている。ゲリラ豪雨で港が荒れたある日、船乗りの父に頼まれて港へ向かったことが、和田との運命的な出会いにつながる。

💡由良メモ
スタミナが長い。呼吸が深く、ペースの維持が得意。 ただし、力を“抑える癖”があり、スピードに制限をかける傾向。 水中の動きのように、滑らかだが衝撃が少ない。 接触プレーでは躊躇が見られる。 精神的には「チームの温度を下げる安定剤」だが、試合終盤では流れを止めることがある。 “勢い”より“安定”を提供するプレイヤー。


銭形 芳生 / Anthony Coyne

DF/1年/火
昔のお金を集めるのが趣味であの埋蔵金もさがしているらしい。
He loves collecting old coins and is often out with a metal detector.

雷門中の生徒。新聞部に所属しており、地域の“訳あり物件”の調査記事を書くため各地を回っている。古いコインに目がなく、暇さえあれば金属探知機を片手に探索に出かける。人懐っこく気さくな性格の一方で、抜け道を探すようなずる賢さもあり、どこか胡散臭さがつきまとう。丸尾とは小学生の頃からの仲だが、現在は別クラスのため、学校内では筆談でやり取りしている。過去には、丸尾の筆を借り、立入禁止区域に忍び込んだことも。

💡由良メモ
反応速度と情報処理能力が高い。試合中に全体を“スキャン”して動く。 ディフェンスラインの統率よりも、敵味方の動きを点として把握している。 集中対象が頻繁に切り替わるため、プレーにムラが出やすい。 一時的に異常な集中状態に入ると、信じがたいパスカットを見せる。 本人に自覚がないため、再現不能。外的要因か。 封地と穴沢の守備ラインに変化をもたらす“撹乱要員”として有効。


丸尾 愛葉 / Callie Graffy

DF/1年/火
字が綺麗で みんなにボールペン字を教えている。
Her handwriting is so nice, people are always asking her for lessons.

雷門中の生徒。商店街にある骨董店「丸尾骨董屋」の店主の孫で、落ち着いた物腰と控えめな性格が周囲に安心感を与える“癒し系”な存在。筆の腕前には定評があり、店の案内状や礼状、ポップの制作まで幅広く任されている。銭形と骨董屋で出会って以来、彼の思いつきや小さな騒動に巻き込まれがちで、たびたび字の技を頼られている。

💡由良メモ
姿勢と動作が整っており、軸のブレが少ない。 ボールタッチが丁寧で、 味方の動きを自然に繋げる「ライン設計」が得意。 接触プレーには弱いが、位置取りと判断の速さで補っている。 戦術理解が深く、指示を最も正確に実行できるタイプ。 試合中のメモリー(記憶保持力)が高く、後半戦で相手の癖を修正してくる。


丸山 里咲 / Jasmine Veile

DF/1年/火
アラビアンナイトの影響で ベリーダンスを習っている。
She’s learning how to belly dance after reading 1001 Arabian Nights.

サーカス団に所属するベリーダンサー。明るく人懐っこい性格で、観客の視線を集めるスター的存在。優れた柔軟性と表現力を武器に、ステージでは常に主役を張ってきた。サーカスに訪れた乱闘の「見ている世界」を知りたいという衝動に駆られ、和田のサッカーチームに参加する。ダンサーならではのリズム感と感覚を活かしながら、サッカーという未知の舞台で新たな表現を探り始めている。

💡由良メモ
体幹が強く、可動域が広い。ステップが軽く、視線の誘導がうまい。 洗練されているリズム感で、瞬発的な方向転換やフェイントが自然に出る。 ただ、プレーの目的が「見せること」に寄りがちで、味方の動きを読まない場面が多い。乱闘との相性は良い。彼女の柔軟なリズムが噛み合う。 感情の起伏が激しく、好調時は攻撃の起点になるが、気持ちが沈むとパフォーマンスが落ちる。 チームスポーツへの理解が浅いが、身体能力と感覚は高水準。 伸びしろは大きい。


辺都度 阪堂 / Phineas Hudd

FW/2年/風
ヘッドホンマニアで家には何十個もヘッドホンが転がっている。
He’s got a massive collection of headphones, far more than he needs.

音楽をこよなく愛し、ジャンルを問わず聴き漁るが、特にメタルやロックを好む。中でも、バンド「JTR(ジャック・ザ・リッパー)」のボーカル・エッジの大ファン。夜な夜なギターをかき鳴らしては、隣人から壁ドンを食らうのも日常茶飯事。小学生の頃、偶然混ざった小さなグループが“サッカーボールを楽器として扱う”という奇妙な遊びをしており、それがサッカーに触れるきっかけとなる。由良とは音楽フェスで出会い、辺都度の蹴りの才能に惚れ込んだ由良からスカウトを受ける。普段は噛み合わないことが多い二人だが、不思議と波長が合う瞬間には互いの力を存分に引き出し合う。

💡由良メモ
彼のプレーは一貫して、自己の内から噴出する衝動的なものであり、 技術的な洗練よりも出力の強さに依存している。 キックは、ボールを狙って蹴るというより、足全体を使って激しく叩きつける動作に近く、 その軌道や変化は非常に予測が困難である。 視野は極めて狭く、戦術的な判断能力は皆無。味方の連携を考慮しない単独プレーが圧倒的に多い。 彼の熱量がチーム全体の流れから逸脱し、かえって連携を崩す原因となっている。 テンポを乱す彼に対し、こちらの柔軟なリズムがごく稀に噛み合う瞬間があり、その爆発力は非常に高い。


斯波 維介 / Watson Itfamie

FW/2年/風
抜け目なく、計算高い少年。自分の利益にならないことには、指一本動かさない。
A shrewd, calculating boy. Won’t lift a finger if it doesn’t benefit him.

金の匂いに敏感な転売中学生。利益にならないことは一切やらない主義で、日々オークションサイトを眺めては小遣いを稼いでいた。ある日、高額で取引されている「プレミア付きのレコード」を見つけ、それが昔、丸尾骨董屋で見たものと同じだと気づく。好奇心と欲に導かれるまま、運命的にもタイムスリップするキャラバンに乗り込み、10年前…2002年の世界へ飛んだ。

💡由良メモ
一動作ごとの無駄がない。 判断が合理的で、シュートまでのルートを最短化する。 個人の爆発力よりも、「状況を支配する効率」で勝負するタイプ。 相手DFの動きを計算的に読む。フェイントよりもコスト削減思考。 試合をPDCAのように回しており、1本のミスを「検証材料」として次の精度を上げてくる。 ただし、感情が入った瞬間にプレーが一段跳ねる。